ビノ・ヘネロソ
アモンティリャードは、フィノやマンサニーリャのようなフロールの下での生物学的熟成と、その後フロールが消失し、ワインが酸素にさらされる酸化熟成の期間を併せ持つ、非常にユニークなワインです。パロミノ種のブドウを使用し、この熟成の融合により、アモンティリャードは非常に複雑で興味深いワインに仕上がります。
トパーズ色から琥珀色のエレガントなワイン。その繊細かつデリケートなアロマは、ヘーゼルナッツやアロマティックなハーブ、黒タバコのような植物のアロマによって滑らかになったエーテル香がベースにあります。
心地よい口当たりとバランスの取れた酸味があり、複雑で示唆的、ドライなフィニッシュと長い余韻があり、ナッツと木の香りが戻ってきます。
アモンティリャードが造られる生物学的熟成と酸化熟成というふたつの熟成段階の発生の結果、このワインの幅広さが生まれます。
これによっていくつかのアモンティリャードは薄い色調と、とてもシャープな香り、そしてフロールと共に熟成したことから由来する、かすかな酵母の香りがあります。その他は酸化熟成、スパイス、木の香りが優位を占めます。
アモンティリャードはパロミノ種のブドウのモストを完全に発酵させて生産されるユニークなワインです。この生物学的熟成と酸化熟成の二つの熟成プロセスの融合により、アモンティリャードは並外れた複雑で、興味深いワインになります。
フィノとマンサニーリャとして行われる最初の素晴らしい熟成プロセスによって、フロールの膜の下で最初の何年かをクリアデラで過ごし、そのワインはシャープで刺激的な香りとドライな風味を際立たせます。ある時期からフロールが消失し始め、徐々に第二のステージである酸化熟成へと移行し、次第にワインの色が濃くなり、凝縮し、複雑さを増します。
この素晴らしい複雑さを持つワインは燻製や、熟成したチーズ、白身の肉、青魚、スパイシーな料理など、多くの料理とのマリアージュを喜びにあふれたものにします。
アスパラガスやアーティチョークなどの特定の野菜と一緒に楽しむと、素晴らしいひと時を過ごすことができます。
12° から 14° C の間で、白ワイングラスでお楽しみ下さい。
辛口で濃厚な味わいは、難しいペアリングやりすくの高いペアリングに適しています。
その性質上、抜栓後数カ月間楽しむことができます。