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和食にシェリー

17 November 2016

世界中でブームの和食とシェリーを合わせる会が11月12日(土)に開かれました。会場は1830年(天保元年)に初代・灘屋萬助が料亭「灘萬」の母体というべき料理屋を大阪で創業した起源を持つ、和食の老舗「なだ万」の東京・帝国ホテル店のひとつ、「讃アプローズ」です。この店は伝統的な和食に新しい感覚も取り入れ、ワインとのペアリングに力を入れています。

今回の料理は会席のコースで、最初はマンサニーリャ・パサダ(Lustau Almacenista Manuel Cuevas Jurado Manzanilla Pasada)に胡麻豆腐。青菜と薄揚げの煮びたしもマンサニーリャ・パサダでおいしくいただけました。土佐醤油で食べる刺身にフィノ(Don Zoilo Fino)、野菜サラダの胡麻ドレッシング和えにアモンティリャード(Don Zoilo Amontillado 12 años)。豚バラのアスパラ巻きやエビ、キノコや野菜各種のフリットはとんかつソースを上品にしたようなフライソースをつけるとアモンティリャードやパロ・コルタド (Romate Regente Palo Cortado)に合いました。白ご飯、香の物、赤だしの後、小豆餡付きのデザートにはクリーム(Don Zoilo Cream)。

マンサニーリャ・パサダ、アモンティリャード、パロ・コルタドといった微妙なニュアンスのあるタイプが今回の和食には合ったようです。

この記事で示された見解や意見は著者のものであり、必ずしもシェリー原産地呼称統制委員会のそれを代表するものではありません。
Sherry Wines Japan

作者 Sherry Wines Japan

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